友のために! 平和のために! 未来のために!——きょうもペンを執る池田先生 |
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戦争ほど残酷なものはない。
戦争ほど悲惨なものはない。
——小説『人間革命』の冒頭の一節です。
池田先生は1964年(昭和39年)12月2日、沖縄の地で、『人間革命』の執筆を開始しました。沖縄は、太平洋戦争の末期、日本で唯一の地上戦の舞台となった島です。
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英語、オランダ語、デンマーク語など10を超える言語で刊行されている小説『人間革命』『新・人間革命』 |
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「二度と戦争を起こしてはならない! 最も苦しんだ人が最も幸福になってほしい」——池田先生はこの日、那覇市の沖縄本部(当時)の一室から、世界へ幸福と平和の波を広げようと、筆を起こされました。
『人間革命』は、戸田先生を中心とした、創価学会の広宣流布の歩みがつづられた、全12巻の不滅の一書です。 |
「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」との主題のもと、宿命に泣く多くの人々が、信心を根本に蘇生し、幸福の人生を歩む真実の姿が生き生きと描かれています。
池田先生は小説『人間革命』のあとがきにつづっています。
「恩師の真実を伝える伝記を書き残すことは、私の青春時代からの誓いであった」「先生のご生涯は、そのまま一個の人間の偉大なる人間革命の軌跡であり、それを書き残すことによって、万人に人間革命の道を開くことが可能になると確信していた」
小説『人間革命』には、恩師・戸田先生の偉業を世界に宣揚することを誓う、池田先生の深き信念が滔々と流れています。
93年からは、続編となる小説『新・人間革命』の執筆が開始され、今も聖教新聞紙上に連載中です。
小説『人間革命』『新・人間革命』は、海外11言語に翻訳され、世界で発行部数4000万部を超える金字塔を打ち立てています。 |