少年少女合唱団結成の経緯

1965年(昭和40年)9月23日の少年部結成の際、池田先生から“少年部に合唱団を結成してはどうか”との提案がありました。翌66年(同41)年5月5日、「富士少年合唱団」と「希望少女合唱団」が誕生。池田先生は、「21世紀の日本の将来、世界の平和は、中等部、少年部の皆さんに期待している。立派に成長してほしい」と限りない期待を寄せました。

1966年8月に行われた「少年少女合唱団発表会」(静岡)

全国に合唱団を!

その後、全国各地にも合唱団が結成されていきました。

1980年(昭和55年)9月23日には、少年部結成15周年を記念して、「第1回少年部合唱祭」を東京・小平市の創価学園で開催。池田先生は学園の講堂の入り口で、歌を終えて退場してきたメンバーに話しかけ、記念のカメラにも納まりました。また、「みなさんは創価学会の王子王女です。宝です。体を鍛えて勉強をしっかり頑張ってください」と激励の言葉を送ったのです。


合唱団が目指すもの

合唱団結成50周年の節目を刻んだ2016年(平成28年)、全国各地で行われた「少年少女きぼう合唱祭」に、池田先生は次のメッセージを寄せました。

「皆さんの歌声こそが、世界の友に、希望を贈り、友情を広げる力なのです。私の生命であり、かけがえのない宝である皆さん! 思うようにいかないことや、嫌なことがあろうとも、『Be Brave! 負けない心を 燃やして』と歌いながら、乗り越え、勝ち越えていってください」

一つの目標に向かって皆で題目をあげ、挑戦していく。この積み重ねを通して生涯にわたる友情を築き、信心を根本とした団結の力を育んでいけるのが、少年少女合唱団なのです。

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