「中等部結成」

1965年(昭和40年)1月15日――東京、大阪をはじめ、全国の34本部で「中等部」が結成されました。この日の前日、池田大作先生(当時、創価学会第3代会長)は、次のように語りました。

「明日は、未来への新しい出発となる極めて重要な日だよ」「中等部も、この日の結成式に参加したメンバーを一期生としては、どうかと思う。そうすれば、みんなの自覚が深まるからね」(新・人間革命「鳳雛」の章)さらに、全国各地の中等部員が目指すものとして、「勤行をしっかりしましょう」「勉強をしっかりしましょう」「正しく、強く、明るく毎日を送りましょう」などの指針が示されたのです。

また、池田先生は未来部の結成に対する思いを、こうも語りました。
「私は、21世紀のことを真剣に考えている。その時に誰が広宣流布を、世界の平和を、担っていくのか。誰が21世紀に本当の学会の精神を伝えていくのか。それは、今の高等部、中等部のメンバーに頼むしかないじゃないか。だから、一人ひとりにしっかりと成長していってもらうしかない。大人材、大指導者に育ってもらうしかない」
「では、どうすればよいのか。何もしなければ人は育たない。大切なのは触発だ。その触発をもたらすには、日々、命を削る思いで成長を祈ることだ。そして“どうすれば、みんなの励みになるのか”“どうすれば、希望がもてるのか”“どうすれば、勇気が出せるのか”を、瞬間瞬間、懸命に考え続けていくことだ。強き一念が智慧となり、それが、さまざまな発想となる。責任感とは、その一念の強さのことだ」(同)

1974年8月に行われた「第5回中等部総会」(東京・八王子の創価大学)


第1回「中等部総会」開催

第1回「中等部総会」が開催されたのは、中等部結成から5年後の1970年(昭和45年)8月。席上、池田先生は、「責任ある人に成長してほしい」「主体性のある正義の人に育ってほしい」と激励し、「生涯の 誓いを結ぶ 君とぼく」との句を詠み贈りました。

1970年8月に行われた「第1回中等部総会」(静岡)

先生の励ましは続きます。同年11月には、「中学生文化新聞」(当時)主催の第1回「作文コンクール」の表彰式に、“未来の文豪たち”へ限りないエールと励ましの言葉が。75年(同50年)9月には、第1回「英語弁論大会」が行われ、終了後に駆け付けた池田先生が参加者全員との記念撮影会を行う場面も――名実ともに師匠の“手作り”によって中等部は発展していきました。

「君とぼく」との句のままに、師匠と一対一の「師弟の誓い」を結んだ友が「勇気の一歩」を積み重ねてきた歩みこそ、中等部の歴史にほかなりません。

1975年に行われた「第1回英語弁論大会」 中等部員との記念撮影(東京・学会本部)

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