高等部の歴史 高等部の歴史

新たな人材群――「高等部」が誕生

高等部が結成された1964年(昭和39年)当時は、東京オリンピックの開催や東海道新幹線の開通など、日本が戦後復興を経て目覚ましい経済成長期を迎えた時に当たります。

学会もまた、池田大作先生(当時、創価学会第三代会長)の雄渾の指揮のもと、大きく発展していました。そうした中、広宣流布の未来を見据え、新たな人材群を育てようと結成されたのが「高等部」でした。会長就任後、初めて結成された部が高等部だったことからも、結成の意義と使命の深さを、うかがい知ることができます。

同年6月7日、池田先生は東京第2本部の男子高等部の結成式に出席。「人の一生は、10代、20代でどういう努力をしたか、どういう前進をしたかで、明確に決まってしまうものです。どうか、皆さんは、これからの10年間、しっかり勉強し、学びに学んで、堅固な人生の土台をつくっていってください」と語り、「勉学第一」という、高等部の永遠の指針を示しました。

その後、全国各地に高等部の部長が任命されていきます。同年10月、首都圏部旗授与式では、池田先生が一人ひとりに励ましの声をかけながら部旗を授与。さらに同年の「大白蓮華」11月号に「鳳雛よ未来に羽ばたけ」と題する巻頭言を寄せ、高等部の進むべき明確な指針を発表したのです。

1965年10月に行われた「高等部部旗授与式」(東京・学会本部)

〝手作り〟の人材育成

66年(同41年)に学会が掲げたテーマは「黎明の年」――池田先生の提案で、別名「高等部の年」とも呼ばれました。そして先生自身が、年頭から全力で高等部の育成に奔走したのです。

1月3日には、全国から先生のもとに集った高等部の部長に部旗を授与。6日には、月例の高等部員会に出席。さらに8日からは代表メンバーへの御書講義を開始したのです。先生による講義は毎月行われ、6月に、第1期生に修了証が授与されました。その際、このメンバーが「鳳雛会(男子)・鳳雛グループ(女子)」として結成されたのです。

68年(同43年)の第1回高等部総会では、「未来に羽ばたく使命を自覚するとき、才能の芽は、急速に伸びる」などの5項目の指針を発表。メンバーは、鍛えの青春時代を充実させようと、勉学に読書、部活動に親孝行にと、挑戦を重ねていきました。

1966年6月に行われた「高等部御書講義修了式」にて、受講生が鳳雛会・鳳雛グループとして結成(東京・学会本部)

2030年へ!――大いなる飛翔を

1996年(平成8年)8月、池田先生の「『青春対話』——21世紀の主役に語る」の連載が、高校新報(当時)で始まりました。第1回のテーマは「青春の悩み、青春の希望」。名誉会長は若き友に、「21世紀、人類の最も大事な世紀に活躍する君たちに、私は最大に期待したい。勝利を祈りたい。君たちの成長と活躍が、即ち広宣流布であるからです」と、万感のエールを送りました。

さらに2002年(平成14年)6月、先生は未来部の友への深き思いを込めて長編詩「若き君よ 勝ちまくれ! 青春は人生の一生の土台」を発表。「友よ/不安に行き詰まるような/弱々しい青春であるな!/すべてが/私の人生の/転機ととらえて/偉大なる/正義の目標に向かって/勝利の坂を/勇敢に登っていくのだ!」と呼び掛けました。

高等部結成40周年となった2004年(平成16年)6月には、男女高等部の友へ新たな指針が発表されました。男子高等部は、「正義の人に! 勇気の人に! 努力の人に! 創価後継の勝利王たれ!」。また女子高等部は、「希望の人に! 忍耐の人に! 誓いの人に! 幸福と勝利の青春を!」です。

師匠の大いなる期待を胸に、2030年の「学会創立100周年」へ、「後継の正義の走者」として使命の道を朗らかに進んでいきましょう!

1991年2月 池田先生が未来部員を激励(沖縄)

トップへ